ルーティン
多くのプロスポーツ選手が取り入れているという
『ルーティン(ワーク)』。
イチロー選手も
試合の日は必ずカレーを食べるとか。
(これはゲンカツギやジンクスになるのかな🙄)
打席前に必ず行う仕草があったり…。とか。
日々行っていることを
本番も流れのように行うことによって、
平常心を保てる…らしい。
というようなことを聞いたことがあるので、
私もそれ欲しいなぁ〜と。。。
周りからは全然緊張してないように見えるらしいのですが…そんなこと有り得ませんもの💧
曲のタイトルそのまんまから始まる歌詞を忘れるくらいですから…。。
でも、何が良いのかわからない。
自分にしっくりくるルーティンが思い浮かばない。
歌う直前に、
イチロー君のような
カッコ良いルーティンはないものか…❓…
それを考えながら早2年経過。。。
未だに思いつかない。
とりあえず…何となく
LIVEの日は…出かける前に
お風呂とトイレの水回りをお掃除。
そして、なぜか赤いパンツ。←下着
「なんの発表やねん」
…と、お客様に
突っ込まれたのは言うまでもありません(・∀・)
呼び名を改名
Be@結成後も
相方様と私は普通に互いを呼び合っていました。
私は相方様を「先生」と。
↑(ギターの先生だったから)
私は習ってませんでしたけど(//∇//)
そして相方様は私を「立花さん」と。
ある時LIVEで…
知り合いのお客様より
「なんや師弟関係の発表会みたいやな」
と言われ…💧
呼び方を変更することに。。。
「ひでくん」
「あけみくん」
となりました(*^_^*)
その後、LIVEで発表すると…
「間ないんかい」と。
もう少し段階を踏むべきだったようで…
いきなり砕け過ぎたらしいだすヾ(@⌒ー⌒@)ノ
横浜で出逢った宝物
相方様の関東遠征演奏への
付き添いで行った時のことです。
約2年ほど前のこと。
前日夜に横浜(鶴見)に到着。
夕食の後、鶴見駅周辺をぶらぶらと探索。
ミュージックBAR❓らいしところを発見。
相方様はあまり乗り気ではなかったですが…
私が好奇心満開で…
「入りましょ〜よ〜、入りましょ〜よ〜」と
半ば強引に相方様引き込んで入店。
そのBARはご夫婦2人で営んでおられました。
ノッポなマスターと、小柄で可愛いママ。
他にお客様もなく、お二人は私達と気さくに会話して下さったんです。
大阪から来たこと。
JAZZ演奏の遠征で来たこと。
明日、相方様が関東のヴォーカルさんとベーシストさんとのトリオにて〈野毛〉でLIVEすること。
などなど…話していました。
するとママが
「あら、明日野毛なの❓ママ休みだからお客さんと行こうかな〜何時から❓」
と、仰ってくれるではないですか。。
でも、店を出た私達は、
まさかねぇ…
こんな飛び込みの客でしかも大阪だし…笑笑。
という感じだったんです。
翌日、相方様はリハがある為、数時間早めに現場入り。私も同じく付き添いで。
開始時刻までお気楽にリハを聴いていました。
そこへ昨夜のママ登場。。
(´⊙ω⊙`)‼️もーーービックリしました‼️
えーーー、本当にーーー⁉️
「来るって言ったジャーン( ◠‿◠ )
お客さん拉致してきちゃった❣️」
凄いお方だなぁ、と…
ただただ脱帽もの。。。
相方様も大喜び。
昨夜が初対面。いちげんさん。
ほんの数時間お話しただけで、
お酒の場で交わした単なる口約束。
私達が常連になる確率はほぼゼロ。
何のメリットもない。
演奏の良し悪しさえ知らない。
ここもママの知り合いでもないお店。
何の繋がりもない初めてらしいお店。
この流れにおいて、無邪気な笑顔で現れたママ。
お連れ様のお客様も優しそうな雰囲気がムンムン。
2セット目が始まったところで、
ヴォーカルさんからの紹介で、私も一曲シットインさせていただきました。
その時の選曲も【CRY ME A RIVER】笑。
一曲だけでもBe@のお披露目ができたわけです。
そして、帰阪後、お二人へお礼のメッセージ。
この貴重な出逢いから、私達Be@は沢山のご縁の繋がりと恩恵を授かることになるのです。
そう、今現在も。。。
🖕前回の7月LIVEフライヤー
とてもJAZZとは思えない(๑>◡<๑)
オーディエンス
どのジャンルの音楽LIVEでも…
演者にとってオーディエンスとは
本当にかけがえのない存在だと思います。
たった1人でも嬉しい。
きっとこの気持ちから演者側はスタートするのではないでしょうか。。。多分。
往往にして、きっと
初LIVEや初期の頃というのは
ある程度の数…
家族、親類、友人、知人などで席を埋めてもらえることがあると思います。
けれど…
LIVEをすればするほど、
その【ある程度の数】が見込めなくなってくる。
頻度が高い程。
つまりは…
知人のよしみの応援は長続きしない。
ということでしょうか。
パラパラと疎らに時折LIVEに遊びに来て下さることはあっても、LIVEスケジュールをマメにチェックする程興味はないと言いますか。。
でもそれって当然だと思います。
元々が知人のよしみ…なんですから。
けれど私の場合
その、よしみの力で初期に育てていただいたのも事実です。
LIVEには大抵チケット代やミュージックチャージがあって、その他飲食代、交通費等もかかったりします。
大事なお金と、そして貴重な時間を使って
足を運んで下さるわけです。
本当に感謝しかないのです。
なので、同時に
【よしみ】の場合、特に申し訳ないと…
気を遣ってしまうのです。私の場合は。。
勿論、「良かったよLIVE」と言ってもらえると
安堵はするんですけど…
そこもやはり【よしみ】ですから。。。
Be@結成後の1年程は、私は紛れもなく
この【よしみ】の中で
ゆるゆるとLIVEを演っていたような気がします。
やっと3年。でもまだ3年。
ここへ来て、本当の意味での
《たった1人でも嬉しい》
…を改めて痛感するわけです。
オーディエンスの質を高める。
オーディエンスの数の存在に甘んじていてはダメだな、と。
自分たちの魅力で
必要とされて…
待ち望まれて…
リアルなファンの前で演奏できるように。。
ここに焦点がない限り、
きっと、演者の怠慢は暴走し続けると思うのです。
店が悪い。→集客力が無い。
客が悪い。→演奏の良さがわかってない。
周りが悪い。→才能を認めてくれない。
こんなカッコ悪い思考に侵されたユニットには絶対なりたくない‼︎
…と思うのです。。。
Be@の由来
ユニット結成にあたり
当然ユニット名が必要になってくるわけです。
こんなの考えたこともないしなぁ、と
とにかく2人で色々出し合いました。
出てくるのはなんだかお笑いコンビ名のようなものばかり。
そしてやっと2人が納得できたユニット名。
【Be@(ビアット)】と命名。
これには色んな意味が内包されています。
多様な解釈ができるというか…
何でもこじつけれるというか。笑
本来のBeの意味は「いる、ある」で、
さらにはフォームチェンジするという特異な動詞でもあります。(is.am.areのように)
そしてBeは、未来表現としてよく使われます。
例えばすぐ近い未来では
be careful(気をつけて)とか。。
そう言った複合的な解釈を元にBeを使うことにしました。
@は、英単語の at の略記に使われているように
場所を表す「ここ」という解釈をメインで。
なので、私たちの【Be@】の意味は
『私達はここにいる』
『そして私達はここで変化していく』
『未来はここから』
『ここから未来へ』
という "発信と願い" を込めてつけました。
後になって気付いたんですが…
偶然にも、Be@をスペル表示したら
Beat(ビート)になるんですよね。
これは本当に偶然で、喜びの驚きになりました(#^.^#)‼️
ところが、後付けで気付いたこのBeat(ビート)が経緯を知らない人達からみれば
元々の由来でしょ?と誤解されることが多いのです(^◇^;)
ビーアット、と、ビーって伸ばして発音されることもしばしば。。。
【Be@ 】読み方は→【ビアット】だす( ◠‿◠ )
CRY ME A RIVER
この曲は私が初めてJAZZで覚えた曲です。
まだカラオケで歌っていた頃。
ジュリー ロンドンのバージョンでカラオケに入っていました。
覚えたての当時、カラオケでこればかり歌っていました。
周りがJPOPで盛り上がっているのに
1人JAZZを選曲。
スタンダード過ぎて❓か、あまりリストに入れないヴォーカルさんが多いかも。
ちょっと寂しい。。
JAZZはアレンジというお着替えが常なので、
同じ曲でもヴォーカルさんやアレンジが変わると新鮮な気持ちで聴くことができる。
勉強にもなる。
私がまだど素人だった頃、いえ…
ど素人よりももっと遥か前…
JAZZ音楽原始人、とでも言いますか
その頃初めてピアノ伴奏で歌わせてもらったのがこの曲。
終わって間も無くピアニストが私の前を通り過ぎる際「君、お金とれるよ」と。
私の目を見るわけでもなく、
ただボソッと言い放って去っていったのです。
そのピアニストは
上手いね、とは言わなかった。
けれど…なんだろう
この希望の光のようなものは。。。
そんなエピソードが付いて回るこの曲。
今ではLIVEでリストに入れない時もあるけれど、私にとってはとても大切な曲です。
どっちなんや❓
知人からのLINEで突然
「堺でライブするんやったら"ここ"は外したらアカンやろ」
"ここ"というのは、
堺にあるJAZZ BARのことなんですが…
昔、普通に何度か連れられて行ったことはあるけれど
JAZZやヴォーカリストに関しては
かなり厳しいという噂を耳にしていました。
勿論、店主であるマスターが。。。
「げーーーー‼️あそこで私なんかムリムリー」
マスターに絶対、JAZZなめとんか💢
…って、言われるに決まってる…
けれど知人は…しれーーっと、
「ほな、今ここにおるからマスターに交渉しとくわ」
(´⊙ω⊙`)💧💧
後日、マスターにご挨拶へ。。。
色々お話が進む中、
独学で勉強している事、我流でしかやってない事などを話していると…
「あけみちゃんは歌が上手なりたいんか❓
JAZZが上手なりたいんか、どっちなんや❓」
一瞬だけ考えました。
意図が解らずで。
でも、直ぐに「JAZZです‼️」と答える。
「ほな自分で頑張り。お手本はなんぼでもあるやんか。音源そこら中に。聴きまくりや。一回うちで演ってみ。アカンかったら言うたるわ。JAZZは聴くだけにしときぃ、いうて。笑笑」
マスター曰く、
歌の上手い奴はなんぼでもおる、と。
せやけどJAZZ上手いやつはそうはおらん、と。
そこからマスターの
昨今のJAZZシンガーやJAZZメンに対しての鬱憤が溢れる溢れる( ̄▽ ̄)💧
勘違いしてるやつ多い!
聴いてもらってるという客に対しての謙虚さがない!
ホテルで演る時はスーツ着て、ウチで演る時はボロボロのTシャツとGパンで来やがって、うちの店なめとんか!
自分らの演りたい曲ばっかりや。客ないがしろや。せやから集客でけへんねん。
ブルース見習わなあかんで!
この時は、へぇーー⁉️と驚いたけれど…
今ならよく解る。
あるある、あるある。と。
そしてBe@は
今もこちらでLIVEをさせていただいております。
勿論、常にマスターの反応にドキドキしながら(^◇^;)