あるドラマーさんの言葉
いつだったか…
キャリアの長い大ベテランのドラマーさんが
「これから日本のJAZZはもっと落ちていくよ」と。。。
私には根拠が解らなかったので
「そうなんですか?…」としか言いようがなかったんですけど…
「確実に落ちていくよ」と。
ドラマーさん曰く…
昨今の日本のJAZZをダメにしたのは
他でもない、JAZZメン。プレイヤー自身だと仰いました。
「東京もアカンけど、大阪はもっとアカンね。
客入らへんもん。これからもっとアカンようになる」
「ヴォーカルさんが可哀想やわ。集客全部背負ってるもんな」
↑(確かにそれは感じます。どのLIVEを観てもフロントがヴォーカルの場合、集客動員ではヴォーカルさんが
特に大変そう…)
要するに…
日本でのJAZZは、集客力のあるジャンルではないということ❓
JAZZでは、集客力のあるミュージシャンが少ないということ❓
集客がほぼヴォーカル依存になっているということ❓
つまりは…
JAZZって人気がないということで…
需要と供給のバランスが取れてないということ❓(聴きたい人と、演りたい人)
…的なことを言いたかったのかな…と、
思ったんですが…
そこまで気付いてらしても
どうしようもないんですねぇ…
とは、なんだか偉そうに聞こえてしまいそうで言えなかったのです(/ _ ; )
プロと成功の定義
LIVEでお会いするお客様から時々…
「プロなんですよね⁉︎」
と、聞かれたり言われたりすることがあります。
こういう時、どうしても口ごもってしまう。
プロの定義が判らなくて…。
お客様の定義(解釈)も判らないし…。
逆に私が質問する時もあります。
「あの…プロの定義ってなんでしょうか…」
すると、割と色んな反応で返して下さいます。
⚫︎こうしてLIVEしていること自体がプロ
⚫︎1円でもお金をもらったらプロ
⚫︎CDが出たらプロ
⚫︎本人がプロだと思ったらプロ
⚫︎そう言われてみれば判らない
⚫︎生演奏だからプロ
⚫︎人気があったらプロ
⚫︎音楽だけで食べていけたらプロ
↑(これが1番しっくりきたかも🙄)
こういった声を聞くと…
ますます判らなくなるのです。。
なので…
お客様からプロか?と質問されると口がモゴモゴしてしまう。。。
そして、さらに…
口ごもっている私に対して気を遣われ、
「プロで頑張って成功してね❗️応援してるよ」
というお言葉までいただくと…
本当にとても嬉しく有難いんですが…
よくよく考えるとまた…
《成功》ってなんだろぅ…と。。。
どの時点で、どうなっていることが成功?…
なのかが判らない。。
収入なのか、認知度なのか。。。
過去成功したこともあるけれど現在失速中…
なんてケースもザラにあるし…
失敗と成功を繰り返しているケースもある。
例えば芸能人でいう一発屋さん、というのも
一時期の成功ではないのかしら?…とか。。
今の私には…
《幸せの定義》を探すのと同じくらい難しい。
ヴォーカルとホステス
以前、私の知り合いから衣装について疑問を投げかけられたことがあります。
「なんでドレスちゃうの❓」
うん。わかるなぁ…この質問。疑問。
JAZZヴォーカル = ドレス👗
でも、私からすれば…
なんで常にドレスの必要があるんだろ…。
なんです。
確かにヴォーカルさんの多くはロングドレスや、
ドレス系ワンピースが多いですけれど…
でも全員というわけではないです。
ある方は…
「ヴォーカルとホステスの見た目の区別がつけへん」と仰いました。
これもやっぱり…わかるなぁ…。でした。
なんとなく私も、手にマイクがなければ見分けつかないと思うかも…と。
私はドレス派ではないですが…
ドレスの中身の“人”が、
シンガーとしてのオーラ不足からくるのか…
単にドレス選びが悪いのか…
先入観だけの問題なのか…
未だ私にとって謎の部分がありますが…
衣装から視覚的に入ってくる情報が
どれだけサウンドの聴覚に影響を及ぼすのか知りたい気もします。(例えばTシャツとジーンズであっても)
もし私が男性で…
いちげんさんのお客様として、
しかも最前列で聴くとして…
ヴォーカルさんが胸の谷間オープンなドレスだったら、目線は確実に胸を追うんだろなぁ、と思います(//∇//)
そして、
ブレイクタイムに彼女がテーブルにやってきて
「今夜はお越し下さいまして有難うございます」と、
挨拶してくれた後…
隣に座ってくれてお話でもしようものなら…
一杯ご馳走して…
さらに胸の谷間が間近になって…
チラ見と会話の交互になって…
グラスが空になったらお代わり追加して…
「いつもここで歌ってるの?」
「歳いくつ?」
「今度いつ出演?」
なんて流れを想像すると…
…
ヴォーカルとホステスかぁ…
うん…確かに…
いつかドレスを着る日がきたとしても、
ずっとマイク離せない気がするなぁ。。。
(隣に座ってもマイクでオープントーク🎤)
谷間ないけど(*≧∀≦*)www
MC天然ネタ〜【コンビニ】
数年前の年明け早々…
除夜の鐘を聞いてから出掛けたコンビニ。
お茶のペットボトルを買おうとレジ前へ。
私の前には白くて丸いトレーが。。
ここのコンビニは変わったキャッシャートレー置いてるんだなぁ…と、思いつつ…
そこへ代金を置く。
店員さんが無言で
トレーからお金をよけて…
そのトレーを店員さんは自分の後ろのゴミ箱へ。。
そしてまた新しいトレーを出してきて…
また私の前に…ではなく
少しずらした横側に。。。
そのトレーは、私の横で
“おでん🍢” を選んでいた人の蓋でした。
何て恥ずかしい沈黙…💧
店員さんは黙ったまま黙々とレジ打ち。。
本当にスミマセンでした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
と、ひとり情けない思いで天井を見上げた思い出。。。
またおでんの季節が近づいてきました。。。
自信過剰 vs 自信喪失
LIVEを重ねていると
自分達では気付かないことを
周りの方々から教えていただくことが沢山あります。
色んなお客様との出会い…
私達の演奏に対しても色んな感想を述べて下さったり…
時には、
ものすご〜〜〜く調子に乗ってしまう
お褒めのお言葉をいただいたり…
そして時には、
ものすご〜〜〜く凹んでしまう
批判のお声を掛けられてしまったり…
普遍の賛否両論。
そう…これがなければ世界は回らない…と、
思える程…大納得な
世論との遭遇の機会がLIVEでもあります。
褒められた時も、批判された時も
常に『逆の意見も存在する』と留意する事で
心のバランスを保てている気がします。
私の場合、
自信過剰も自信喪失も…極端にどちらかに
偏ってしまっては創造力を欠いてしまう。
過不足なし。
これが私の理想だと改めて思う今日この頃…
ただただ、ひたすら準備する。
この繰り返しな毎日。
そしてまたLIVEに臨みたい、と思うのだす(*☻-☻*)
名古屋で触れた温かさ
昨年初めて名古屋でLIVEをさせていただきました。
きっかけは…
相方様ひでくんのTwitter繋がり。
数年前そのTwitterにて知り合われた方が
名古屋在住だったらしく、大阪でのひでくんの演奏に足を運ばれたことから始まったそうなんです。
そして昨年
その方のご自宅が音楽サロンにもなってらして…
そこでのBe@LIVEが実現となり
初LIVEにも拘らず…
沢山のお客様を動員下さいました。
見知らぬ私達を
寛大な心でお迎え下さった皆様の温かいこと。。。
LIVE中は、どなたも会話されることなく
じっくり耳を傾け聴いて下さり、
LIVE後は和やかに皆様とのセッション&楽しいトーク。
今でもあの日のことは忘れられません。
あの日から
今月末、3度目の名古屋LIVEとなります。
初回から毎回お越し下さる方々も含め…
本当に再会が待ち遠しく、楽しみ。
そして勿論…
いつも素晴らしいお料理やおもてなしで迎えて下さる
ホストの素敵過ぎるご夫婦との再会も。。。
オリジナル曲
Be@のジャンルはJAZZです。
多くのJAZZメンがリストに入れている
スタンダードをBe@も中心に演奏しているのですが…
せっかくユニットなんだし、ということで
結成して間も無くオリジナル曲が完成しました。
相方様ひでくん作曲。
そして私が作詞。
出来上がった曲は、ゆるいボサノバ。
英詞にしましたが…
詩の内容を理解してもらえるよう
和訳を曲の間奏に朗読で入れることに。
何故朗読かというと…
私の趣味に朗読があったから。
不定期ですが…
朗読LIVEを今現在も継続しています。
朗読のイメージは地味で退屈で暗い。
そんな風に思われている方も少なくないです。
でも作品の選抜や演出次第では
とてもクールになる。
ということを解ってもらいたくて。。。
それをBe@のオリジナルに導入しました。
曲そのものも、
表現方法もオリジナリティが上手く出せて
良かったなぁ、と今でも思っています(*^_^*)
第一弾オリジナル曲。
タイトル《Be With You》(君でいて)。
男性目線からのラブソングにしてみました。
ただ、
毎回リストインして演奏しているわけではないんです。
ゴリ押しみたいになるのも、なんだかなぁ、と。
そんな遠慮があります^^;
でも、特別な曲であることには変わらない。
オリジナルは第2弾まで出来ていますが…
この先何曲増えても、この最初の一曲は
やっぱり特別です。。。